古い障子紙をはがし、骨組みに残っている古い糊も隅々までおとしていきます。キレイにクリーニングした後は、風通しの良い場所で障子の骨を乾燥させます。全工程を手作業でおこなうため、時間もかかりますが、この部分が不十分だと黄色い灰汁が染み出す恐れがあります。手間を惜しまず、基本を忠実に守って、仕上げていきます。

障子糊は、ホルムアルデヒドなどの有害物質を含まない安心安全な素材を使います。施工する日の温度や湿度、お部屋の環境、障子紙のもつ特性を考えて、糊の固さを決めています。丁寧に仕上げることで、ピンとした状態が長く続くよう施工しています。

障子の開け閉めが重たく感じたりしていませんか?長年使用していると、障子の動きが鈍くなり、開け閉めがしにくくなります。そんな場合も当社におまかせください。障子の納品の際に、調整をさせていただきます。お気軽にご相談ください。